こんにちは。シンママナースにゃん子です。
英語はできないけど、海外で看護師として働きたい!!と夢見ていた20代。
青年海外協力隊に応募し、なんと合格!
看護師として、アフリカで活動してきました。
JICA海外協力隊に興味はあるけど、英語ができないのに大丈夫?
結論から言うと、英語ができないけど海外志向がある看護師は、JICA海外協力隊がオススメ!!
この記事では、
元青年海外協力隊の看護師隊員のにゃん子が、
英語ができない看護師にJICA海外協力隊をおすすめする理由についてお伝えします。
英語ができなくてもJICA海外協力隊に合格できる
看護師が海外で働くには、
●海外で看護師免許をとり、看護師として働く
●国境なき医師団
●JICA海外協力隊
●民間の海外ボランティア
の選択肢があります。
英語に自信がないなら、JICA海外協力隊か民間の海外ボランティアの2択ですね。
海外で看護師免許をとるのは、英語力のハードルが高いですし、国境なき医師団は、JICA海外協力隊よりも英語力を必要とします。
英語ができない人は、まずは、JICA海外協力隊からはじめてみるのがオススメです。
JICA海外協力隊で、英語力をつけ、国境なき医師団にチャレンジした知り合いもいるよ。
看護師隊員の必要な英語力は、中学卒業程度
JICA海外協力隊は、応募時に語学力審査があります。
職種により求められる語学力は異なり、
●A(TOEIC 730点以上)
●B(TOEIC 640点以上)
●C(TOEIC 500点以上)
●D(TOEIC 330点以上)
とランク付けされています。
看護師隊員の目安語学力は最低限レベルのDランクの要請が多いんです!!
DランクのTOEIC 330点以上とは、中学卒業程度の英語力であり、ちょっと勉強すれば簡単にとれるレベルなんです。
英語ができない筆者でも、応募を決めてから半年間、中学英語を勉強し、青年海外協力隊の試験に合格することができました!
JICA海外協力隊の看護師隊員の応募に必要な英語力は、中学卒業程度レベルであり、海外で看護師として働きたい場合、英語のハードルが低く、チャレンジしやすいのでオススメです!
派遣前訓練で英語力UP
海外で働くのに、中学卒業程度の英語力で大丈夫なの?
JICA海外協力隊には、2ヶ月間の派遣前訓練というものがあり、ここでみっちり英語漬けの生活を送ることで、海外である程度生活できるレベルまで、英語が身につくのです。
筆者は、長野県にあるJICA駒ヶ根で派遣前訓練を受けました。
2ヶ月間、ここで寝泊まりし、派遣前に必要なことを勉強をします。
きっちり時間管理されていて、時間割もあり、まるで学校みたいでした。
遅刻厳禁で、時間に遅れた人にはペナルティがありましたよ。
語学は、派遣先により、英語、フランス語、スペイン語と必要な言語は異なるので、自分の必要な言語を学習するわけです。
語学力が同じレベルの人と4人程度のクラス編成で、
しかも、講師は外国人!
かなり贅沢な環境で英語の勉強ができます。
英語力ほぼゼロだった筆者でも、この派遣前訓練が終わる頃には、簡単な日常会話を話せるくらいまで成長できました。
派遣前訓練で、英語にかなり自信がつきました!!
英語ができなくても、2ヶ月間の頑張りでなんとかなるもんです。
JICAの手厚いサポートが魅力的!
英語が苦手な人が海外で生活するのは、不安だらけです。
言葉の通じない国で、1人で生活していけるのか、心配しかありませんよね。
英語ができない人こそ、JICA海外協力隊をオススメします!
JICAという大きな組織が自分を守ってくれているという安心感がありました。
任国への派遣される時は、同期隊員と一緒で安心
外国の空港での乗り継ぎって難易度高いですよね。
JICA海外協力隊なら、同期隊員と一緒に派遣されるので1人で移動することはありません。
同期隊員は自分より英語が堪能な人がほとんど。
ヨーロッパでの乗り継ぎは、英語ペラペラな人におまかせでついていくだけでした。
しかも、航空券の手配や乗り継ぎの時のホテルの予約は、全てJICAがしてくれているので、自分で手配することは何もありません。
引かれたレールに乗っかっていけば、任国に到着しています。
ヨーロッパの空港ってめちゃくちゃ広いんです。
1人だったら乗り継ぎできていなかったと思います。
任国では日本人の調整員が相談に乗ってくれる
JICA海外協力隊は、任地でのサポートがとても手厚いのもおすすめのポイントです
まず、JICA職員である日本人の調整員が相談役として面倒を見てくれます。
活動での悩みや体調不良時の相談など、日本語で相談できる上司がいるのは心強いものです。
任地では、現地人のカウンターパートという相談相手がいる
任地に派遣された後は、日本人は自分1人。
現地の人と一緒に生活し、活動していきます。
担当の調整員は、首都にいるので、相談は基本電話のみ。
任地で、自分を助けてくれるのは、現地人のカウンターパートです。
カウンターパートとは、仕事の相方として活動していました。
派遣初期には、現地語を教えてくれたり、仕事のことを教えてくれたりと、日常生活の面倒を見てくれたりと、お世話になりました。
任地でカウンターパートが家族同然に接してくれるので、孤独を感じることは少なく、ホームシックにもなりませんでした。
金銭面での心配がないのが嬉しい
JICA海外協力隊は、派遣前訓練から任地ので活動終了後まで、JICAから十分な手当の支給があります。
貯金がなくても、全く問題ありません。
お金がなくても海外ボランティアができるのは、JICA海外協力隊だけではないでしょうか。
派遣前にも手当の支給がある
JICA海外協力隊を応募する時は、面接試験を受けるため、上京する必要があります。
東京までの交通費、宿泊費が支給されました!
無事に合格したら、次は、国内での派遣前訓練です。
派遣前訓練中は国内手当が支給されます。
2ヶ月間の宿泊費と食費・授業料を支払う必要はなく、手当までもらえるんです。
派遣前訓練の英語の授業はお金を払ってもいいくらい充実したものでした。
それがタダで受けられて、しかも手当がもらえるなんてお得としか言いようがありません。
派遣前訓練中には、任国で必要な予防接種を受けますが、それも全て無料です。
訓練中に、ポリオや破傷風などの予防接種をうけましたが、全てJICA負担でした。
訓練が終了した後に、移転金と支度金が振り込まれます。
移転金と支度金は、任国で必要なものを買うために支給されるお金です。
10万程度の結構な額が支給されました。
JICA海外協力隊では、自己負担なく、派遣前に十分な準備をすることができるんです。
任国までの渡航費も支給
任国までの渡航費は、派遣される時も帰国時も支給されます。
アフリカまでの航空券を負担してもらえるのは、本当に助かりますね。
任地での住居・生活費の支給
任地で生活する住居は、JICAが準備してくれます。
家賃はもちろんJICA負担です。
JICAでは、隊員の安全が1番なので、任地の中で安全な住居を探してくれます。
筆者は、かなりの田舎に派遣されたので、任地では高級住宅にあたる物件を準備してもられました。
これが筆者が住んでいたお家です。
日本のお家と比べると残念な感じは否めませんが、
水道があり、(水はたまにしかでませんでしたが・・)、トイレがついており、この近辺では高級住宅に分類される部類でした。
現地で必要な生活費の支給もあります。
生活費の支給は、派遣される国によって異なります。
首都での生活だと少し足りないくらいの額ですが、隊員はほとんどが田舎に派遣されています。
田舎では、物価が安く贅沢な買い物をすることができないので、JICAから支給される生活費で十分生活できます。
任地では質素な生活をして、首都で豪遊して息抜きをする隊員が多かったです。
青年海外協力隊に参加して学んだこと
JICA海外協力隊に興味があるなら、ぜひ勇気をだして参加してほしいと思います。
日本では経験できない貴重な体験ができました。
本当に参加してよかったと思っています。
日本では想像できないびっくりするようなことを体験できる
JICA海外協力隊では、発展途上国ならではの貴重な体験ができます。
- 毎日停電がある
- 雨の日は診療所は休み
- 水道がないから、水くみという仕事がある
- 「I’m coming」と言って来ない
- 乗合バスは基本壊れている
- オフロードを通ると、車に乗っているのに体が砂だらけ
- 家で飼っているヤギは食用。みんなでおいしく頂く
- 電気も水道もない村が本当に実在する
発展途上国でしか体験できないことたくさん経験できますよ!
世界を知って価値観が変わる
まずは日本との生活レベルの違いを痛感し、日本での生活のありがたさを学ぶことができます。
水道からきれいな飲水がでてくるなんて奇跡です。
冷蔵庫がただの入れ物になるのではなく、本来の機能を維持してくれるなんて奇跡です。
おかげさまで、帰国してからは、些細なことで感謝できるようになりました。
そして、私の中で1番大きく変化したと思う価値観は、発展途上国の人がかわいそうという一般通念は、はたして正しいのかという気持ちを持てたことです。
任地の人達は、日本よりも経済的には恵まれない生活をしていたけれど、みんな幸せそうでした。暗い顔をしている人はいませんでした。
「豊かな生活=幸せ」ではないと学びました。
ぼろぼろの制服を着ていても、みんなこんなに幸せそうです。
発展途上国で生活することで、幸せの基準について考えるよい機会になると思います。
友人の幅が広がる
JICA海外協力隊にはいろんな種類の職種の要請があるので、これまで関わることのなかった職種の人と出会うことができます。
発展途上国での苦楽をともに過ごすことで、仲間意識が芽生え、帰国後も連絡を取り合う間柄になりやすいです。
私も友達の幅が広がりました。
看護師中心、地元中心での友達関係でしたが、今では全国にいろんな職種の友達がいます。
友達のおかげで視野が広がり、いろんなことにチャレンジしようというきっかけになっています。
英語ができないならJICA海外協力隊がオススメ!‖まとめ
JICA海外協力隊って、思ったよりハードルが低いことが分かりましたか?
英語ができなくても、学習機会があるので大丈夫です。
英語ができないからって諦めるのは、もったいないです!!
少しでも興味があるのなら挑戦したほうがいい。
参加して得るものは多いけれど、失うものはありません。
JICA海外協力隊のホームページにはたくさんの要請がありますので、自分に合った要請をまずは探してみてください。
Don’t be afraid!!
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